現場を動画で撮影、再生し、そこから見えてくるさまざまな問題点を携わる社員全員の共通認識とし、保管・活用する事が改善の糸口になります
「見える化」と「気づき」による改善シナジーで、多機能ツールとしても威力を発揮します。
多くの企業では、常に「カイゼン」「多能工化」「生産性向上」「モチベーションUP」を
心がけ、業績UPを行うために試行錯誤を行い、努力なさっておられます。
しかしながら、実際、目に見える「変化」に結びつく問題点に「気づく」事が
少なく、常に掲げられる永遠のテーマの様になっていることが殆どです。
経営していく上では、ずっと変わらず持ち続けないといけないものと、
時代や環境に合わせて変えないといけないものを見極め、
変えなくてはならないものに「気づき」、変えてゆく努力が必要です。
昔は、経営者や管理者主体で行っていた問題点の「カイゼン」も、時代と共に、現場の社員・アルバイト・パートも一丸となって問題点を「カイゼン」する時代となりつつあります。
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・良い社員が採用できない
・俺の言うことを理解しない
・もっと頑張らない
・簡単に辞めていく
・今時の奴は何を考えているのか判らない -
・図面や計画通りになかなか進まない
・高機能な製品を短納期・適正コストで生産する必要がある
・技術を伝承するにも教える時間や機会が少ない
・多様化するお客様のご要望が増え、失注する
・思いがけないようなミスやトラブルが発生する
何処に問題があって、何を変えればいいのか・・・
会議をして問題点を話し合っても、マニュアルを作り替えても、なかなか「変化」「結果」が表れない。
それは、「良い変化」をもたらす「問題点」に、気が付いていないことが原因です。
どうすれば「変化」をもたらす「問題点」に「気づく」事が出来るのでしょうか?
「変化」をもたらす「問題点」に「気づく」事が出来ただけでは、結果を伴った「変化」を起こすことが難しいのです。気づいた問題点を、きちんと「伝える」事が難しく、より良い変化を起こすためには、実際に作業を行う「従業員」一人一人が、自分たちで「問題点」に「気づく」事が大切なのです
現場におけるシステム化は、皆の理解を得られないものや複雑なものは、使いづらく受け入れられません。環境整備やコミュニケーションのきっかけになることが皆のやる気を喚起します。
現状把握を目的に動画に記録します。
この「見える化」から「気付き」になり、「会話」が生まれます(内部コミュニケーションの活性化)。
改善点が具体化すると、「作業標準」が重要になります(標準のないところにカイゼンはありません)。同意が得られた「作業標準」について、戸惑いのある作業者に「コーチング」するツールとして利用します。(言葉だけの指導では、指導する側も負担が増えます。)
作業標準の見える化を目的に写真を含む「作業手順書」を作成して現場に提示します。
また、定期的に見直しを実施して「作業手順書」の更新を進めます。
製造現場で必要とされる帳票群はシステムからExcelに展開されます。
Excelに展開する目的は、現場での2次加工(Excelへの追記・編集等)ができるように配慮しているためです。=「?でもができる化」のツール